ぎっくり腰を繰り返させない!予防方法を解説

こんにちは!

三郷駅前はりきゅう整骨院です!

 

前回に引き続き、今回はぎっくり腰を再発させないための対策についてお話していきます。

ぎっくり腰は安静が正解なのか?

ぎっくり腰はいきなり強い痛みに襲われるので、日常生活のあらゆる動作で支障をきたすようになります。

 

痛みが激しく自由に動くことができないため、まずは安静にするべき。と思われる方も多いと思いますが、実際は適切な施術とトレーニングを行うことで治るまでのスピードは早められます。

 

これは数多くのぎっくり腰の方を診てきて感じていることです。

ぎっくり腰は本当にクセになるのか?

そしてぎっくり腰の方に圧倒的に多く言われる「ぎっくり腰はクセになる」もしくは「クセになっている」ということです。

多い方ですと、季節の変わり目に必ずなる。梅雨時期に毎年なる。など定期的にぎっくり腰になっている方もいます。

 

はたしてぎっくり腰は本当にクセになってしまうのでしょうか?

的確な施術やトレーニングなどを行えば、クセになることはないと考えています。

 

1度ぎっくり腰になってしまった以上、現状腰を痛めやすい体になっているのは間違いないです。

「治すために特別なにもせず、時がくるのを待っただけ」となれば、日常生活の何気ない負担で再発することは目に見えています。

 

・施術やトレーニングなどによって腰だけに負担のかからない体を手に入れること。

・少しの負担では腰が悲鳴を上げないようなコンディションにしておく。

この2点がとても重要になります。

ぎっくり腰の原因と再発予防

ぎっくり腰の主な原因として

  1. 不良姿勢や動作による過度な負担
  2. 筋力の低下

が挙げられます。

それぞれの対策についてですが

① 不良姿勢や動作による過度な負担について

→まず良い姿勢を無理に作る必要はありません!

座っている時や立っている時に無理矢理に良い姿勢を作ることは、背中から腰にかけての筋肉を過緊張(ガチガチに固めている)状態にしてしまいます。

本来、背中から腰にかけての大きな筋肉は体を動かすための筋肉で、姿勢を支えるための筋肉ではないので、逆に腰周辺に負担をかけてしまう結果になってしまうので、無理に良い姿勢を作る必要はないと考えています。

 

無理に良い姿勢を作る必要はありませんが、姿勢が悪すぎるのも問題です。

例えば椅子に浅く腰かけて背中がとても丸まった状態でも腰の負担は増えてしまうので、立ち上がるなど動き始めに注意しましょう。

 

あとは中途半端な前かがみ状態で重い物を持ち上げたり、移動させたりする時は特に注意が必要です。

前かがみになる時、本来は腰よりも股関節が先導して動かないといけません。

股関節が先に動いてくれて、足りない分を腰が動くというような順番で前かがみになるのが理想的です。

 

股関節が硬くなって動きが悪くなると、腰が過度に動かないといけないので、ぎっくり腰のリスクも高くなってしまいます。

ぎっくり腰を予防するためにも股関節は柔らかく動かせるような状態、そして面倒くさがらず股関節や膝を曲げて物を持ち上げたりするようにしてみてください。

② 筋力の低下について

→インナーマッスルを強化しましょう!

筋力低下がぎっくり腰の原因になるとは言え、ハードなトレーニングをする必要はありません。

トレーニングするべき筋肉は「多裂筋」「腸腰筋」「腹横筋」といった腰を支えるためのインナーマッスルです。

 

インナーマッスルのトレーニングは負荷をかけて回数を重ねるようなトレーニングではなく、不安定な状態で体が崩れないように耐えるというトレーニングになります。

 

スタビリゼーションというトレーニングがポピュラーかつ効果的なトレーニングです。

このトレーニングはぎっくり腰を予防するためにも使えますし、今現在ぎっくり腰になっているという状態でも比較的できることが多いです。

もし痛みによってできない場合は、手だけを上げる、足だけを上げるといった感じで不安定感を少なくしてあげればできると思いますので、トライしてみてください。

 

また日頃からウエイトトレーニングをしているような方がぎっくり腰になるケースも意外と多いんです。

 

ウエイトトレーニングで鍛えられる筋肉は一般的にアウターマッスルです。

結果的にアウターマッスルは鍛えられているけど、インナーマッスルは鍛えられていない。という形になってしまいます。

 

筋肉は脂肪に比べて重量も重いので、ウエイトトレーニングをしている方は自然と体重も増していきます。

体重が増せばもちろん腰の負担も増えてしまうので、徐々にインナーマッスルが耐えられなくなりぎっくり腰になってしまいます。

 

インナーマッスルはトレーニングをしても大きくなる筋肉ではないので、モチベーションの管理が難しいですが、根気よくやることでぎっくり腰になりにくい体を手に入れられるので頑張りましょう!

 

いかがでしたでしょうか?

ぎっくり腰は強烈な痛みに襲われるので、危機感も大きくなると思いますが、しっかりとした施術や予防をしてあげれば、早期に良くなりますし、繰り返す可能性も格段に低くさせることができます。

 

もし今現在ぎっくり腰になっている、ぎっくり腰を繰り返している方は、是非一度ご相談ください。

三郷駅前はりきゅう整骨院